7月19日(金)より全国で公開される映画『化け猫あんずちゃん』のスタイリングを
伊賀大介が担当しております。
本作は、山下敦弘監督とアニメーション作家の久野遥子監督がタッグを組み、
いましろたかしさんの同名コミックを日仏合作で映画化し、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品された長編アニメーションです。
森山未來さんが主人公あんずちゃんの声と動きを演じ、山下監督を中心とする実写班が撮影した映像と音声をもとに、久野監督を中心とするスタッフ陣が動きや表情を抽出してアニメーション化する「ロトスコープ」の手法で描かれています。
アニメーション制作を老舗スタジオ・シンエイ動画とフランスの気鋭スタジオ・Miyu Productionsが担当しております。
また森山さんの他、キャスト(声・動き)には五藤希愛さん、青木崇高さん、市川実和子さん。鈴木慶一さんは出演に加え、本作の音楽も手掛けています。
ジャンルや国籍を超えた才能がタッグを組んだ前代未聞のアニメーション映画を
是非劇場でご覧ください。
-あらすじ-
ある豪雨の日、寺の住職が段ボール箱の中で鳴いている子猫を見つける。
その猫は「あんず」と名付けられて大切に育てられるが、奇妙なことに20年が過ぎても死ぬことはなく、30年経った頃には人間の言葉を話して人間のように暮らす化け猫となっていた。現在37歳のあんずちゃんは、原付バイクに乗って移動し、マッサージ師のアルバイトをしている。ある日、親子ゲンカしたまま行方がわからなくなっていた住職の息子が、11歳の娘かりんを連れて寺に帰ってくる。かりんの世話を頼まれたあんずちゃんは、仕方なく面倒を見ることになるが……。